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ビッグベイトによるイトウ釣行vol,1

お久しぶりです!

5月の声を聞けば日本三大淡水魚が同時にシーズンイン!

私にとって最も多忙な釣り月間に入りました。
生き物であるからこの四季のある日本で、同じ様な時期にハイシーズンを迎えてしまうのは致し方ないですが、この時期はどの潮で何の魚を狙うか非常に悩ましい時ですね。

今回は産卵を終えたアフタースポーニングのイトウを狙っての釣行。イトウは産卵後故にウエイトは乗りにくい時期ですが、最もイージーに幻の魚!?に出会える季節でもあります。 

研究者の方々が仰るには、4月〜5月に上流域で産卵を終えたイトウは一気に 転がるように川を下り、海水と川の水が交わる汽水域で海水に体を慣らして海へ降る個体と、そのまま川に残る個体とに別れるそうです。

今回のターゲットは海へ降る個体が、海水に慣れるために留まる汽水域エリア(中流域〜河口域)にて サイズを選んでイトウを狙おうという計画。

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 またその傾向と推移をしっかりと把握したいので満月の大潮を遠征の真ん中に置き、ひと潮釣ってしまおうと言うことで2週間という釣行日程となりました。

この時期のイトウのメインベイトとなりうる魚は
トゲウオ(トン魚)※撮影者の近藤さんに使用許可を頂いております

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川ガレイ

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ウグイ

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シラウオ

八つ目ウナギ
ドジョウ 

などが有名ですが、もちろん大食で河川最大の肉食魚であるイトウですから、そのエリアに住んでいて飲み込むことが出来る生き物であれば鳥やネズミなど全てがエサとなり得るでしょう。
実際に一年前の釣行で、ひな鳥が一匹でピヨピヨ泳いでいるところにもんどり打ってひと呑みにしたシーンを目撃した時は、やっぱりこういう事ってあるんだなぁ!!と心躍ったことを覚えています。

などなどベイトは色々ですが、この中でもウグイ15〜20cm前後の魚をメインベイトにしているイトウにターゲットを絞っての釣行。その為ルアーも当然少し大き目の15〜20cm クラス。2oz前後のルアーが中心でありベイトタックルの方が扱いやすいです。

3号という太めのPEラインを使い、大きなイトウに負けないSTX♯2以上の強い針を背負ってしっかりアクションするビッグベイトは、私にとって大物釣りに欠かすことのできないルアーです。

今回のビッグベイトのメインは
BOMBADAAGUAのトビキチ

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DRTのタイニークラッシュ

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この2つのルアーをメインに据えたことはまた色々ありますので次回に書かせて頂きます。

では…もう瞼が…おやすみなさい
 

産卵に向けての北湖・産卵後の南湖

琵琶湖フィールドレポート

5/11土曜日 中潮
北西風4~1m
気温16℃~8℃
水温16℃  280t放水

また久しぶりとなってしまった琵琶湖釣行

22時に北湖入り。
今回は大潮に向かう直前の中潮で、前前日までは冷たい雨☔️→前日はババ荒れという天気。
水温も場所によって5日前より3℃ほど落ちている状態でした。
翌々日の大潮に産卵を控えた個体を狙って、北湖東岸〜最北のコンタクトポイント〜産卵エリアを釣っていきますが…
やっぱり北湖。お約束のボウズの洗礼…
産卵後に良くついている縦ストラクチャーを強力なライトでチェックするも魚の影も有らず…
産卵後に浮いている個体が少ない事から、多分、産卵前の個体を狙った場所の読みはあっていると思うのですが…
簡単には釣れません…

そうこうしているうちに、3時になってしまったので、南湖西岸に移動。

産卵後にベッドを離れたメスが回復に向けて食事する餌場へ着いたのが4時。

デッドスローにチューニングしたトビキチを底まで沈めてユックリ巻いて来ると…

コンッ!と小さな当たり。

お久しぶりのデカイ魚かも知れないバイト

竿を倒して一旦スラッグを作り、一気に巻き合わせて針を刺します。

30m先でもSTX58-#2が2本しっかり刺さってくれるのがPEの釣りです。

PE3号60lbに50lbのショックリーダーですので、多少のバスではビクともしません。

しかし、糸が伸びてくれない分、エルホリ80が曲がって仕事してくれるので、今期のバラシはゼロを更新中。掛けたら獲れます。

特にこの時期は掛けてから切られない糸で勝負する事は重要です。

個人的に20lbのフロロでは怖いのです。歯に触りながらファイトしたら一発で切れますから…

そうこうしながら上がって来たのは、狙い通りの産卵を終えた個体。長〜いバス

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4キロ有る無しでした。

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口を閉じても顎が相当シャクレております。こんな顎の魚はボトムの餌をよく食べているようで、トビキチにはもってこいの相手です。

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叩いた後ですね。削れています。

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5月半ばを過ぎると、北湖がアツイですので次回からは北の釣行になりそうです。

新月大潮後の琵琶湖

琵琶湖フィールドレポート

4/18水曜日 中潮

北西風3~1m

気温22℃~12℃

水温13℃  70t放水


久しぶりの琵琶湖釣行。関東診察で長く時間が空いてしまいましたが季節の進行は着々と進んでいます。

一宮インターから高速で琵琶湖に向かう道中、毎度のように悩む場所選択。

彦根インターで降りて北湖か…

大津インターで降りて南湖か…

悩める時間は30分。大潮後の中潮で前日は雨☂️しかも強風。

南湖西岸は産卵直後を狙い撃つ感じ。今までのカンでスポーンエリアの中でもデカイ奴が釣れた場所選択するのだが釣れるのはアフターばかり。

多少の濁りは良いが、前日の雨風の影響で今回は濁りが強く感じます。なので、魚がコンタクトする餌場に移動。

なんとか良型を1匹

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表層・中層とバイトは皆無の為、底を攻めての一匹

しかし産んだ後の魚

一応雌です。トビキチのデッドスローでは反応しなかったので、濁りの影響も考慮してボトムシェイクとシャクリにて。

トン!トン!トン!っと軽くシャクって10秒くらいシェイク。の繰り返しです。

デッドスローのセッティングに特に変更は無くそのまま使用です。

このウィードの新芽🌱が生えて来る時期は、そのピンを知っているかどうかが岸釣りでは大きく釣果を分けます。

まぁ例年大きな変化は無く、多少場所がズレる程度です。4月半ばからGWくらいまではこれは顕著に釣果に結びつくので、皆さんしっかりウィードを感じれる釣りをしてみて下さいね。

テキサスよりもビッグベイト。ビッグベイトよりもクランク。で探すとてっとり早いですよ。
新芽🌱系は何が生えているかも結構ポイントです。

南湖はGW大潮の産卵に向けて、入ってくる別の個体を今週探すとして…

北上します。
鮎が岸際にウジャウジャいます。これも毎年恒例ですが美味しい思いをしたのは極わずか。このベイトについているのは殆ど鳥です笑

しかし偶に…があるからランガンしてしまうんですよね…

勿論異常はありませんでしたよ笑
オールクリア!
通常営業ですね。

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綺麗な朝日はいつみても良いですね〜
この朝日を見に北湖西岸に来てしまいます。

また明日から琵琶湖釣行です。
新しい魚入ってきてるか期待です。


アングラーズマーケット2018

今年もアングラーズマーケットに出店させて頂きました。関係者並びにアダチマーケットにお越し下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

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今回はペポニ八木さんと合同出店でした。商品は、完全な私の中古品です笑 

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勿論、私が実際にお金を払って買った釣具の中古品ですから、ツララやボンバダアグア等の商品は御座いませんよ笑

また、エルホリゾンテ80は売って無いんですか?なんてお話しをちょくちょく頂きましてありがとうございます。実際に私が使っているプロトタイプですが、曲げて調子をみてもらえましたので一安心でした。

皆様に協力して頂きました資金は、全て海外釣行の軍資金に充てさせて頂きます!

去年の売り上げのみで、昨年南米釣行のドラードにアタックできました。皆様本当にありがとうございました。

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今年も皆様のご協力により、6月のマレーシア、8月の南米にアタックできます。

アングラーズマーケットでお会いしました皆様。また来年もアダチマーケットでお待ちしております!宜しくお願い申し上げます!

琵琶湖オープン後のタフレイク

琵琶湖フィールドレポート

3/25日曜日 中潮

北西風3~1m

気温15~4℃

水温10℃

 2週間ぶりとなる琵琶湖釣行。3/19・20火曜日は暖かい日も続き急激に水温も上昇したようで、SNSを見ている限りでは、陸の春爆といえる釣果が上がっていた。やはり大潮の前後に水温上昇が絡むと、陸は好釣果に恵まれるようだ。ボートの春爆から2週間前後でやっとオカッパリでも春爆が味わえるのだが、私は関東出張診察だったので涙をのんで見送っておりました。

 今回の釣行は、3/21からの連続的に降り続く雨と風の影響によって濁りと水温低下が懸念される釣行となった。

 仕事が終わり、琵琶湖に到着したのは丁度3/25に日付が変更した頃、各ポイントを回るが今年始まって以来の人の多さである。もはや南湖有名ポイントは駐車すらできないくらいの人・人・人………

舞台を北湖へと変えるも先行者が多い……人が多い場所で釣りすることがあまり好きではないので気分も萎えてきて、ルアーの細かなウエイト調整とスイムチェックで終了となった。

 ココ壱でカレーを飲んで補給を済ませていると、聞きたくない情報が……本日はどうやら琵琶湖オープンが開催された後だったのだ。今まで、特に南湖は琵琶湖オープンの後に好釣果が出た経験が少なく南湖と北湖を迷うが結局南湖へ歩を進めた。

 これまでは北湖での釣りがほとんどであったが、この時期から南湖のウィードは日に日に伸びてくるので、良いウィードが生えてくる場所を探しておかないとその後の釣果に大きく影響するからである。毎年微妙に場所が変わるのだ。オカッパリではヤマタテで場所を把握するしかないので地道な作業である。

 自分の得意とするポイントにもあと少しウィードが多ければ魚が付いてくれそうだが、今回はまだ枯れウィードがくっ付いてくるのみであったのでマンメイドを中心とした地形の変化・水中の隠れストラクチャー撃ちという展開となった。

 先ずは表層をタイニーで…2投

 シャトルで中層を…2投

 底べったりをトビキチで1投目…ゴゴっ!っとバイト

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魚を観察すると…噛まれた様子も無く目もギラついていない♂である。まだペアリングもしていなさそうである。時期による魚の付き場にもなんとかアジャストできているようで安心したが、後が続かない……流石ハイプレッシャー南湖だ。


 そのまま下手に動いてポイントに入れなくなることを避けて回遊待ちに変更するも、何も回ってこずタイムアップ……

次回は、アングラーズマーケットの後に琵琶湖釣行予定である。
満月大潮のパワーはあるのか…楽しみだ。