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エルホリ80開発経緯・第2話

アカメ釣りに行こう!

と思った時、皆さんは

ルアー・竿・リール・糸・針の総合タックルをどの順番で決めていきますか?

上手な方ならば、そんなのある程度の物なら問題ないよ!

弘法筆を選ばず!

と仰るかも知れませんが…

 

私的には、自由にタックルを調整してバランスをとって行く事も釣りの面白い所だと思っています。

 

EL Horizonte80のコンセプトは

「PE3号で4ozまでのルアーを使って20kgまでの魚を狙う」

ビッグベイトロッドです。

 

つまりどのような経緯から 3号 メインラインの竿なのか?と言うお話です。

 

私は…

 

針   →   糸   →   リール   →   竿   →   ルアー

という順番で決めて行く事が多いです

 

要は…

 

アカメを掛けた後ファイトし易い総合バランスのタックルをセッティングしてから

そのタックルで本領を発揮するルアーを選択するという方法です。

前回でもお話させてもらいましたが、力まかせの喧嘩ファイトではルアー・スナップ・糸・針が破損します↓

エルホリ80開発経緯・第1話

強ベイトタックルを使用する為には貫通ワイヤーのルアーを使用するなど、釣りの選択肢もかなり減ってしまいます。

使い手の体力も問題です。

(写真はアマゾン川で曲げられた貫通ワイヤーのルアー)

 

以下は私がアカメ釣りに使うタックルのミニマムパワーバランスを書いております。

 

針のパワーが上がれば、それに準じて総合タックルバランスが決まります。

 

具体的には…

 

オーナーならSTX58 #2 以上

ガマカツならRB H#2  SP H#1以上

などが代表例に挙げられます。

私は#1を軸に針を選択する事が多いです

 

この針のパワー番手に合わせてメインラインを選びます。

 

上記の#1 #2なら3号以上です。

 

3号以下を使わない理由としては、投げ切れ・ファイト時のスプールへの噛み込みが起こり易い事にあります

 

これらのトラブルが3号から目立たなくなり、太くしていくにつれて更にトラブルは少なくなります。

この針と糸の選択がタックルバランスのメインとなります!

 

小さい頃から、釣りの上級者には針と糸は拘れ!

 

と教えを頂いてきました。

 

バスフィッシングではルアーに合わせてタックルバランスを合わせる傾向がありますが、私的には狙う魚にバランスを合わせた方がしっくりきます。

 

メインラインのポンド数に合わせてショックリーダーを選択します。

 

3号なら大体60lb前後を選択します。

リーダーの素材は皆様の釣りの内容によって変わると思いますのでまた詳しく書きますね。

 

 

リールは使用するラインを100m巻けるリールを選択します。その時にスプールがパンパンにならないよう、多少糸巻き量に余裕があるリールが使い易いです。

 

例えば4号100mのリールに少しナイロン糸で下巻きを入れて、3号を100m入れると、調子が良いです。

 

スプールから5mm位少ない糸巻き量だとライントラブルも少なく扱い易いのでオススメです。

 

現在では、バンタムがフェイバリットです。

 

糸巻量も丁度良く、シマノさんの34mm経スプールは何より使っていて気持ち良いですから。

剛性も高く、オススメです。

次回は具体的なルアーのお話です!

宜しくお願いします🤲

エルホリ80開発経緯・第1話

 

私がアカメ釣りを始めたのは2012年の夏。

アカメ釣りにのめり込む前までは、琵琶湖のオカッパリで竿を振っていた事もあり、初めはバス釣りの延長でアカメ釣りを行っていた。

昔も今も、シーバス釣りの延長でアカメ釣りをなさる方も多いと思う。

 

今でこそシーバスはベイトタックルが流行ってきているが、ビックベイター以外はスピニングで狙う事が多いのではないだろうか。

 

スピニングはPEタックルのバランスやドラグ性能もあって、市場に売っている強いシーバスタックルで魚をコントロールし易かった。

 

釣り方もミノーやバイブレーションが使われる事が多く、正にシーバス釣りの延長にアカメ釣りがあったように思う。

 

ひと昔前までは、強スピニングにブルーオーシャンがついていたら、

 

『こんばんは!アカメ釣りですか?』

 

と話しかけたものだ。

 

当時の私のタックルは、中身を改造したベイトにPE6号。XXHのレギュラーテーパーの7.7ftにビックベイトがブラ下がっていた。

 

意気揚々とストラクチャーにルアーを放り込んでいた。

恥ずかしながらケンカファイトだった。

 

強いと言われるアカメを力でねじ伏せたかったのだ

 

運良くアカメをヒットさせてもことごとく敗北した。

 

ラインブレイク・ルアー破損・スナップ破損・フック曲り・折れ

 

明らかにパワーバランスが取れていなかったのだ。

 

壊れなかったのは、ボンバダリングと竿だけだった。

 

脆弱部位に集中する負担が問題だった事は2012年の夏に痛い程よく分かった。

悔しくて、浦戸湾で発展したスピニングの釣りを勉強して、ルアーや竿をイジり倒した。

レバーブレーキまで持ち出した。

アカメ用スピニングも何本自作した事だろう

しかし、やり込んでいけば行くほど、慣れ親しんだベイトタックルで慣れ親しんだルアーを操作したくなってくるのだ。

私にとっては、スピニングにPE3号でバイブ・ブルーオーシャン115〜ジョイクロクラスをコントロールするのはいまいち高揚感が無い。

 

まるで豚カツに醤油をかけて食べている気分なのだ。

 

名古屋人なら味噌でしょ!

って具合に慣れ親しんだ方法が1番だと思っている

(分かり難かったらすみません)

 

強スピニングを勉強したお陰で、パワーバランスも大体把握出来た。

 

有り難い事にアカメはルアーをあまり選ばない。

 

バス程多彩では無いにしろ、ゲームフィッシュとして成立している。

だったら慣れ親しんだバスルアーを扱い易い、PE用ベイトタックルを作ろう!

と開発がスタートしたのが

 

El Horizonte 80

だったのである。

 

開発テーマは

『柔よく剛を制す』

 

大きなアカメにパワー勝負を挑めば、ルアー・針・糸に大きな負担をかけてしまう。

ムチッとしていて張りがあるが、バットまで良く曲がり、ルアー・針・糸を守りながらアカメとファイト出来る竿が必須だった。

PEの糸がらみを軽減させる為のスパイラルガイドで組んだファーストプロトにてクランキング。

1mのアカメが微笑んでくれた。

針は少し曲がったものの、ルアーの破損は無かった。

スタートにしては竿も釣果も上々の出来だった!

次回からは針と糸とルアーについてお話し出来ればと思います!

宜しくお願いします!

釣場でのガイドセッティング

3月末の新月大潮で浦戸湾・湾内を中心に釣り歩いた。

河川ばかりがピックアップされ、シーバスメインでまぐれでアカメを狙いとしているアングラーが多いのだろうからしょうがないのだが。

 

天邪鬼に湾内で釣りをしていると色々な事に気付く。

 

この季節は夏の様にベイトに付いてボイルしているなんて事はマズ無い。

しかし

蟹が捕食される姿を3回も見た。

3回もあればマグレでは無いだろう。

 

深いエリアは濁って見えないので、勿論浅いエリアだ。

 

浅瀬に魚体を横に倒して啄んでいた。

完全に足元だ。

ディープウェーディングなどしたら、まんまと後ろで捕食しているなんてハメになる

 

来春は水辺から距離を取ってアプローチしようと思う。

なんだか琵琶湖のバスみたいだなw

 

 

話は変わって、やっちゃんのオススメでベイトのストローガイド!?(名前は決まっていない!?)をエルホリ80のブランクスで使用してみた。

このガイドシステム実に面白い!

今まで何故やらなかったんだろう?

と思わされる程だ。

久々に探究心に火がついた!

ガイドは現場で変えるのが最も効率が良い。

直ぐに交換した効果が分かるからだ。

机の上では分からなかった事もチョチョいとテスト出来るのだ!

新しい発見は面白くて仕方ない。

エルホリ80 の開発時に何十回も現場でガイドを交換した事を思い出す。

今回はロッドラッパーまで持って来てしまった

とまらないですね!

釣りする時間が減っちゃいますw

南無阿弥陀w

3月のアカメ釣り

4日間湾内にこだわってアカメ釣りをしてみた。

 

なぜなら私の3月の高知県の釣行日数は10日前後しかデータが無い。

 

なんとも有り難い事にエキスパートの方々は皆様河川をオススメして下さるのだ。

結果が出ている方法を教えて下さるのだから素直に河川に入れば良いのである。

 

しかし自分にはよく分からないのだ。

どのタイミングで?

水温が何度前後から?

ベイトのからみで?

湾内が調子良くなるのか。

 

天邪鬼ではあるが敢えて釣り難いであろう湾内で釣りをしてみた。

どんな時も同じ場所で竿を出してみる事は重要だと思っている。

皆が言っているから。では無く

敢えて遠回りしてでも実体験する事が大切だと思う。

 

 

見えなかったものが見えてくる。

自分のルアーゲームをより面白くする為に。

私はあくまでも遠征者。

毎日浦戸湾で竿を振るジモティーには到底知識量は及ばない。

 

最盛期のアカメの推移は7年目ともなればなんとなくは分かるが、11月〜3月のデータが明らかに不足しているのだ。

(K川夕方満潮下げ始め水温)

(K河川深夜干潮潮止まり水温)

 

(K河川早朝満潮水温)

(湾内西岸夕方満潮時水温)

(湾内西岸深夜干潮潮止まり水温)

色々な場所で水温を調べてベイトを見てみる。

自分の中でやっと色々と答えが繋がってきた

2020年3月アカメ遠征

3ヶ月ぶりの高知県にお邪魔しております!

 

先ずは挨拶を済ませてから

各河川・湾内をグルグル見周っております。

3月の浦戸湾は2回目なんですが、まぁアレですね

目に見えるベイトはマイクロベイト一色です

 

遂に我が愛車も新車購入から3年経っておりませんが、10万キロを走破しました。

高知に来る際だったので縁起が良いと前向きに捉えて竿振らせて頂きます!

残り数日ですが、高知県の皆様宜しくお願い申し上げます!