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本命のタライロンはインディオの村がある下流エリアには少ないようで、木のカヌーを押して上流に上がりながら岩礁帯が絡んでこれば釣れるようである。

明日からの1日キャンプに備え、もう一人のピロテーロがカヌーや食料などを準備してくれている間、今日は時間もないので下流で他のターゲットを釣ろうということになった。

 

 

アロワナはルアーの後ろを追いかけてくる引き波が分かりやすいのでとても興奮するターゲット

スピナベにて。

 

 

とても美しい眼だ

 

 

ブラックピラーニャも独特のアタリで楽しませてくれる。

 

 

やはりこの魚の眼は狂気に満ちている

 

 

食事は釣れた魚達とファリーニャにピメンタをかけて頂く。

釣りを楽しんで夕方に村に戻ると朝に挨拶に行った管理者らしき男が来ていた。

再び握手を済ませると、急に話し出した。

私達を気遣って分かりやすく話しかるのではなく、明らかに難しい言葉で、まるで条文を読み上げるような話し方だ。

9割5分は何を言っているのか理解できない。

ピロテーロ達は最初は頭に?が付いていたようだが途中から目でこちらに合図を送りながら首を横に振っていた。なんとなく理解できた。

こういうパターンの話はだいたい保護区の利権を利用したカネの話だ。終始何を言っているのか分からなかったが、

来週の水曜日(4日後)にもう一度役場に来てくれ。もう一度証明書を売る。という最後の言葉はよく理解できた。

ペスカ デポイス ペルミソ?(釣りは証明書の後ね?)

と聞くと彼はゆっくり頷いた。

しかしその日には日本に到着していなければならないと、なんとか説明して理解を求めるが無理な話であった。

翌日役場で聞いてみるとどうやら役場内でも賛成派と反対派の2つに分かれているようなのだ。

反対派の理由は利権である。

SNSとインターネットの普及が進み、釣りがお金になる事を知っていてルールを作ってビジネスしようとしているのだ。

私が証明書を貰ったのは賛成派のインディオ出身の公務員。

色々と現地の内情が分かってきた。

私達が火種になってはならぬ!という思いから

1年後にまた来るよ!と言って役場を去った。

もし気持ちよく了承してもらえるようなら来年またアタックすれば良いのだ。

この時点で私のタイムリミットは残り30時間程しか無かった。

来年の為に無理にでも本流で竿を出しておこう!

と気の良いバイクタクシーの運転手を捕まえて漁師さんを紹介してもらった。

 

 

夕方から夜釣りに行くぞ!!って事で4時間後に出発だ。

早々に準備を済ませてヒマになったので資料館を見学してきた。

 

以下はインディオ資料館より

22枚と重いですがあまり目にすることの無い資料だと思います。お楽しみくださいませ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てがオリジナル

全てが野性

感銘を受けます

百聞は一見にしかず!!