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胸骨骨折は縦隔

(心臓・気管・胸腺などの肋骨内の臓器)

への損傷や悪影響が無い限り手術の適応は無い。

保存療法といって、固定(サポーター)で日にち薬となるのが一般的だ。

しかしながらシートベルトを着用していた部分が見事にべっこり凹んでいる。

胸骨は尾骨・踵骨とならんで、痛みが抜けにくい骨で有名で、1年以上経っても痛みが抜けない事もざらだ。

痛いだけならまだしも、形まで変わって胸が張れない猫背の姿勢になってしまっている。

顎が出て頚椎の腕神経を圧迫し、腕まで痺れてきた

このまま骨癒合したら

事だ

骨継ぎとして、あってはならない醜態を晒すはめになってしまう

しかしここで問題なのは整復

(もとの位置に戻す)方法だ

手で掴めない骨なので外力で動かしようが無い

再受傷の可能性が大きく、整復方法の確立していない骨折整復など誰もやってくれないだろう。

胸骨骨折部の裏には血腫、

更には8.9.10番の左肋骨骨折

6.7番の左肋骨肋軟骨離解まである

自分だったらやりたく無い

療養時間はあるので調べに調べたが

整復方法はやはり無い

外力でダメなら

自分の内力(筋肉)で何とかするほか無い

無様な生き恥をさらすくらいなら…

と決心した。

 

腹筋を固めて胸骨と肋骨下端を固定しながら

肺の上葉を膨らませる感じで

目一杯空気をいれて息を止め

顎を引いて強く胸を張り

背をのけぞって、

胸骨を引っ張り出した

胸骨の裏に血腫もあった為

力を加える時は血の気が引く程痛かったが

一気に呼吸がしやすくなり

痛みが一気に和らいだ◎

 

骨折は元の位置にしっかり戻すと一気に痛みが引く事が多いのです。

会心の整復でした◎

整復前

 

整復後

 

レントゲンでもしっかり角度が変わっておりました👍

まだ胸骨の痛みは残るものの順調に回復しております◎

やはり筋肉は全てを解決しますね♪