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緊急事態宣言の中、皆様いかがお過ごしでしょうか?

2月上旬には解除される見込みでしたが1ヶ月も延長されてしまいましたね。

今頃は高知県で竿を振っている予定だったのですが…仕方ありません。

ボヤいても始まらないので…

こういった遠征し難いヒキコモリ期間に、相棒をメンテナンスされては如何でしょうか?

今回は自分流ですが簡単なロッドメンテナンスの方法を書いていきたいと思います!

 

ロッドメンテンテナンスでは、綺麗に掃除することはもとより…

 

「竿のダメージをチェックすること」

 

が私の中では最重要項目です!

普段はロッドをじっくりと見る機会は少ないと思います。

もしも修理が必要な箇所が見つかったなら…

 

「ラインブレイクやロッドの破損を未然に防ぐこと」になります

 

竿のウンチクがどうのこうのって事よりも…

竿のパフォーマンスを落とし難くして、

本来のパフォーマンスを発揮してもらう事の方がはるかに大切だと考えています!

という事で…

 

 

こんな感じのメンテナンス道具です

 

先ずは、ゴミや泥や塩で汚れた箇所を中性洗剤、スポンジ・歯ブラシで綺麗に洗い流します!

 

スポンジは柔らかい物を使用して下さい。

※硬い箇所で強く洗うと傷がつきます!!

で、意外と掃除しない所…

ロッドの差し込み部

継部もゆっくり優しく念入りに👍

実はカーボンのカスやフェルールワックスなどでゴテゴテな事が多いです!

柔らかいブラシと中性洗剤で優しく洗って下さい!

魚汁と手垢まみれです…

ん〜結構綺麗になりました!

 

お次は…

カッターの歯を当ててリングに「欠け」や「割れ」がないかチェックします!

え!!!

そんな事したらガイドに傷ついちゃうじゃん!!!

って思ってました笑

自分で竿を作るようになる10年以上前までは…

 

安心して下さい!

「SICはステンレスの12倍の硬度で、ダイヤモンドの次に硬い」

らしいです。(富士工業様のHPより)

 

まぁ自分で加工しようとしたら分かるんですが、傷を付けることすら難しい素材です。

あっさり諦めれますから笑

そんな硬い素材なのに稀に割れてるんですよね…

なぜでしょうか…?

 

カッターの歯で舐めるようにクルリとチェックして

カツッ!と引っかかったり

コリコリ!とノイズがあればアウトです!

 

経験上、TOPガイドに近づくほどトラブルがある可能性が高いです。

破損があった時などは速やかに交換をお勧めします!

特にPEラインなどはリングの破損があると、あっさりラインブレイクします!

かくいう私も苦い思いをした経験があります。

デカい魚の時に限って起こるんですよね…

完全に自分のミスですから、悔やんでも悔やみきれません!

要チェックです!!!

 

次にガイドの曲がりや、ブランクの傷をチェックします!

このような小さい小傷はあまり問題ありませんが、大きければ修理・交換が必要です!

大事なことはここまでのチェックです!!

 

仕上げに、シリコンスプレー(ライン用スプレー)でコーティングです!

大事にされてる道具ってイイですよね!!

別にやらなくても良いのですが、なんとなく笑

ピカッピカです!!!

 

※コーティング剤はロッド継部・リールシートは塗らない様にして下さいね!

ツルツルに滑りまくります!!

 

使い込まれているけど、良く手入れされている道具はカッコイイですよね!!!

そういった愛されている竿を見ると、

作り手として本当に嬉しく思います!!!

お嫁に行った先で大事にされてるなぁ…

って感じなんでしょうか!?

釣り人の竿は、武士の刀

大小2本!!

ではでは皆様も良い釣りなさって下さいませ!!