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何故こんな氷点下の寒い時期までわざわざ北海道でイトウ釣りをするのか?

それはSNSやインターネットには出て来ない

バカげたサイズのイトウの写真の背景は殆どが雪だからです。

 

『川が凍る直前』

『川が空いた瞬間』

 

は人生で1匹釣れれば大成功!!

というサイズのイトウが釣り上げられる時期でもあります。

 

先輩のイトウ釣師の皆様から頂いた御助言でもあるのです。

しかしながら遠征と言う立場の為

『今だ!!』

って時にはなかなかタイミングも合わせズラい…

1週間遅れたらこんな状況です…

今年は暖冬で12月半ばまで湿原河川は開いていたが、

早ければ11月末にはシバれて(凍って)しまう。

 

エルニーニョ現象の年は長くまで開いているとか諸説ありますが、

爆弾低気圧が来れば1発でカチコチに凍ってしまうのです。

 

人生に一回で良いから

夢のサイズを釣り上げてみたいものです!!

 

そして厳寒期の釣りで結構大切な事

氷は根掛かるのである!!!

厚さも3.4cm位からは250g位のルアーを投げても割れません…

 

トリプルフックは超高確率でスタックします…

ならばとワームを使ってもしかり…

ショートバイトに対応しよう!

などと欲を出して針先を隠していないと、

シングルフックのワームでもあっさり根掛かるハメになります…

ジャバロン根がかりの図

竿を持ち変え…

氷の際でバイト!

見事にスッポ抜けからの勢い余って氷にフッキング…

2つとも綺麗に根がかりです笑

まぁ…焦ったらこんなもんです涙)

 

 

翌日、最高気温−4℃

夕まずめに同ポイントを訪れると水鳥の足跡が🐾

こりぁダメかな?とも思いましたが、

アポロに氷際ピックアップ寸前にバイト!

乗らず…

もう一回バイト…

なんとかノッてくれました👍

 

しかし、当たり前ですがランディングが問題です…

 

この氷の上にずり上げるか…

叩き割ってランディングスペースを作るか…

の2択です。

 

 

迷わず後者を選択します🔥

 

より確実な方で!

 

足で踏み抜いたり

カカト落としを試みますが手前しか割れません…

 

ムムム!

お主でデキるな!!

 

かくなる上は…

 

ジャンピングニーからの浴びせ倒しです👍

まぁ要するにボディープレスです笑

見事ランディングスペースの確保に成功しました!

 

90cm前後(目測のみ未計測)のイトウさんとご対面です♪

しかし…

濡れた手でカメラを触るというミスを犯してしまい…

 

カメラのレンズ部が凍るという…

 

予測不能のアクシデント

 

何枚撮影してもピントが合いません…

魚も可哀想だし、日も暮れて更に撮影し辛くなってきました…

もう川に帰ってもらおう…

蘇生している間に辺りはすっかり暗くなってしまいました(16時15分頃)

ズブ濡れです…

ふと空を見上げました。

良かった~ボウスじゃなかったな~

なんてちょっとニヤついていると…

 

オカバ君に仰せ使った事を思い出しました…

 

『足立さん!エルホリ70のロゴとイトウの写真欲しいんで宜しくお願いします!』

あぁ…

もう逃がしちゃた…

オカバ君ごめんなさい🙏