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シマノ300番・ギアスプール流用

愛用シマノさんの新旧300番台

①左から、カルコンMD300

②真ん中、新スコーピオンMD300

③右、旧スコーピオンMD300・グラップラー300・旧トランクス300(全て同義)

①〜③の中では、スプール・ギアの移植は不可。

因みにSVSも移植不可。

3つの互換性は全くありません。

スプール・ギア共に少しづつ直径や幅が違います。

少しづつより良い方向にアップデートしたのでしょうかね?

③の旧スコーピオンMD・グラップラー・旧トランクスは全て互換性があったので、パーツ移植が自由というメリットがありました。

しかし、②の新スコーピオンMDの予想より早めの登板によって③はカタログ落ちに…

②のローギア化が行いたい方は、多分ですが…USシマノの新トランクスが流用可能と予想されます。

こちらは昔の思い出の初代コンクDC

15年前のカルコンと言えばローギアのみ

この時は、オシアコンクエストのギアを移植して一回転74cmのハイギア化仕様にしていました。

昔はハイギア化の為にギア移植をしてましたが、今はローギア化の為にギア移植をする事になるとは…

昔から、コンクとオシアコンクにはギアの互換性があるのですが、これは今回の300MDにも同じ事が言えます◎

今回は22オシアコンクのギアをカルコンMD300に入れてローギア化です。

ローギアと言っても一回転84cmあるので十分にハイギアですが笑

ハンドルはDRTのvarial 117 mk3

ハンドルノブが長くなってとてもしっくりきます◎

因みに何故ローギア化するのかと言うと

XGギアでも、気合いをいれて、集中して巻いたりアクションさせればある程度出来ます◎問題ありません◯

しかし…

数投は問題ありませんが、長時間となると集中力が持ちません。

早く動かし過ぎで魚とリズムが合わない…ゆっくり動かし過ぎでアクションしない…になってしまいがちで、私の集中力では釣りが雑になってしまいがちなのです。

という事で、ある程度許容範囲のあるギアを使いたいという個人的な理由です💦

皆様もセッティングの出たタックルで良い釣りを🎣

フェザージグとワイヤーリーダー

ツクナレ(ピーコックバス)のルアーフィッシングと言えば…

スチック(ペンシル)や

エリス(スイッシャー)などのトップが花形です!

ド派手な水面バイトはまさに!と言った感じで華やかなので、是非体験してもらいたいのですが…

水中を釣る事によって、

トップウォータールアーには反応し難い魚達がバイトしてきます◎

ツクナレ(ピーコックバス)に照準を絞るのであれば話は別ですが、バイト数が格段に増えるのでおススメです◎

 

その中でもフェザージグは、私の大好きなルアーの1つ

4ヶ月前のアマゾン釣行では、前年度に引き続き太軸のフックで自作した数種類のジグを持ち込みました。

結果は釣れに釣れまくりました!

が!

残念ながらオイテンタ(80UP)は混ざらずでした。

そんな爆釣の中の一コマ。

何故お腹が裂けてるのかと言うと…

勢い良く自作フェザージグに喰らい付いたトーピードパイクカラシン君、ボート際まで寄せたのですがラインブレイク…

腹を上にしてウネウネしている数秒間に大型のタライーラがメガバイト!!

一瞬水中に引きずりこまれてしまいました…

が…

奇跡的にどでっ腹に風穴が空いた状態でプカプカ浮かんで参りまして、見事ネットイン!

ご覧の通りスッパリ切れておりますです。

アマゾンですなぁ〜

ルアー以外は噛まれたく無いものであります…

ネグロ川での水中の釣りとなると、ピラニア・タライーラ・ビックーダ・トーピードパイクカラシン等の牙魚のバイトが一気に増えます。

 

小型はワイヤーリーダー無しでも問題ありませんが、中型以上はやっぱりあれば無難といったところでしょうか◎

水中の釣りはショートロッドに比べて、曲がる部分の長く、ティップを活かしやすいElhorizonte70がオススメです👍

そういえば、ボロボロになったトーピードパイクカラシン君はと言うと…

わらしべ長者てきな感じで

ピララーラ君に変わりましたとさ◎

めでたしめでたし◎

虫刺されと左巻き

季節外れの寒波も落ち着いて、ようやく暖かくなって参りました。

これから春の釣りに向けて、リールをメンテナンスしている中で、ふと思いついたので年末のアマゾン釣行の続きを◎

遠征釣行では、思いがけない怪我等で釣りがし難くなる事もしばしばあります。

例えば今回は『虫刺され』です。

 

ムトゥッカというアブの一種に噛まれて、左手が腫れ上がっています…

こちらが右手

こちらが残念な左手

パンパンであります…

私は右投げ右巻きで、左手で竿を持ちます。

しかし手が腫れてしまうと力が入らないので上手く握れず…

ロッドアクションを多用し、パワフルな魚達を相手にする南米の釣りでは大きな痛手です…

過去にもドラード釣り・トーマン釣りで同じような事があり後悔した事から、一台反対巻きのリールを荷物に忍ばせておいて正解でした。

とは言っても早いリーリングや、ペンシルベイト等のロッドアクションに合わせたリーリングはやはり慣れた右手が得意。

ですので左巻きでは、

リフトアンドフォール

軽いトゥイッチ

巻物等のリーリング

が釣りの主体となります。

こういった釣りの場合には、6FT前後のショートロッドよりもElhorizonte70が大活躍します。

実際に使っているルアーはこちらです

しなやかなレギュラーファーストのティップは、巻物は勿論の事、リフトアンドフォールや軽いトゥイッチに最適です。

長さもそこそこあるので、7gスピナーまで飛ばす事が出来ます。

こういう汎用性の高さは、6FTのショートロッドやパワフルなロッドと一緒に持っていくと、使い難い所を一気に埋めてくれるので釣りの幅が広がります。

結局ステロイド系の皮膚薬をぬっても、ある程度痛みが引くのに3日かかりました。

あって良かったElhorizonte70と左巻き

 

沢山の魚達を連れて来てくれました◎

Rod:Tulala Elhorizonte70

Reel: Shimano CURADO201

Handle:DRT Varial87 Slim J knob

Line:YGK ODDPORT#5

Leader:YGK ABSORBER FC 77lb

Snap:Bombada Ostra XL

 

てるてる坊主とピララーラ

今年のネグロ川釣行は雨に悩まされた…

全日程の1/3は雨…

一旦収束を迎えてしまったエルニーニョ現象の恩恵はもう無い…

2025年1月現在のネグロ川は既に水タプタプになってしまったようだ。

私がバルセロスを去った時から既に3m以上増水していて、マナウスにいたっては9mも増水している。

もう一度、南米に飛ぼうかと計画していたがこの状態では流石に無い。

キャンプではジェットリオ氏がてるてる坊主を作って晴天祈願をしてくれていた。

ネグロ川ではてるてる坊主の事をPraiano(プライアンノ)と呼ぶようだ。

日本式のように吊るすのでは無く人形系だ

まとまった雨が降って表層水温が落ちると、水面から生命感が一気に消え去る

こんな時私は、無理にツクナレを狙わずにエサ釣りを楽しむようにしている。

地球の裏側でも全く同じで、雨の後はナマズ類は絶好調だからだ。

エサを咥えて走る独特のアタリはエキサイティングで、ファイトとなればコンク400のフルドラグを引き出すパワフルさも興奮度は高い◎

ナマズ系のポイントは経験上ほぼ同じで、

① Fundo フンド(底・深さ)5m〜10m

②Cohentesa コヘンテーザ(流れ)

③Hemanso へマンソ(反転流)

④Afluenteアフルエンテ(合流地点)

の要素が多い程良い👍

ネグロ川で釣りをしていると良く上記のポイントを通過する。

ツクナレとは全くポイントが違うので、スルーしてしまっているだけでその下にはこんなナマズ達が生息しているのだ

ツクナレ狙いではMasso66XXHに大型ダイビングペンシルかビックベイトが付いているが、先をワイヤーハリスに変えるだけで簡単に準備が整う。

二本立てで使えるのがMasso66XXHの特筆すべき点で、旅の用心棒的存在という事もあり、こんな時に傍らにいてくれたらなんとも頼もしいのだ。

ポイントを変えての一投目にヒット

答えが簡単に出るのもこの釣りの魅力

エサは30cm位のピラーニャ1匹まるごと背がけ

コマ切れにしたエサでも良いのだけれど、エサ取り(ピラーニャ)にすぐかじられてしまうので今回は丸ごと1匹使用した。

エサの重さが3〜400g前後はあるので、このクラスはキャスティングできないと釣りが限られてしまう。

ファイト中もMasso66XXHは全然余力を残しているし、30kg前後のピララーラならコンク400のドラグも丁度良い◎

何よりおとぼけ顔が愛らしい◎

Rod:Tulala Masso66XXH

Reel: Shimano CONQUEST 400MD

Handle:DRT Varial110

Line:YGK ODDPORT#8

Leader:TAIYO WYLON #32S

Sleeve:YO-ZURI#2

Hook:Mustad

ではチャオ!

アレグリア川6days

アリラハ川からバルセロスに戻るとボンバダ特攻隊長西村氏がバルセロスに到着していた。

1日休養を取り、物資補給を済ませたら翌日早朝には出発だ。

今回は初めての川への冒険

水位の関係でホテルボートが入りにくい川を選択したのだ。

ツクナレ釣りにおいてはフィッシングプレッシャーはかなり重要

我々なりに考え抜いた結論だった

釣れるよ

普通に釣れまくりですよ

中型サイズまではね

しかし80cmを超える大型となると、

絶対数も、出会う機会も少ないのが現実

そして出会いは突然訪れる

 

西村氏ラインブレイク

完全に無言…

悪い空気だ…

10kg前後の魚ではフロロ70lbは普通切れない

しかし現実に切れたのだ…

結び方やドラグ設定が悪いんじゃないかって?

彼はエキスパートアングラーだ

そんな失態は無い

それがアスー

追い討ちに冷たい雨が降る

表水温は一気に低下

水面から生命感が一気に無くなる

泣きっ面に蜂とはよく言ったものだ

こんな時はメイアグア(水中)だ

アスーのド派手な水面バイトは見れないが

背に腹は変えられない

最後の釣行に華を添えてくれたアスー

今回最大の長さだったので、ボカ計測では無く

スケール計測で7kgジャスト

びっくりなスリム具合である💦

今年は大減水の関係でスポーニングの時期までズレているのだろうか?

雨の関係でセカンドスポーニングに入ったのだろうか?

アフターから回復して絶好調の時期に来ている筈なのに…

なぜか魚は細いのだ…

80cm 7000g[31.4inch  15.4lb]

Rod:Tulala Masso60MH

Reel: Shimano 18AntaresDCMD

Handle:2014CONQUEST 76mm

               DRT Slim J knob

Line:YGK ODDPORT#6

Leader:Prosere Nanodax110lb

Snap:Bombada Ostra XL

Lure:Deconto Biruta130

Ring:Bombada Forte#5

Hook:Gamakatu SPXH#3

大減水の期待が大きいだけに、自己記録更新が頭にチラつく…

悪い癖だ👎

せっかく釣れてくれたアスーへの感謝を忘れるところであった…

思い通りにならないのが自然

思い通りにならないのが釣り

思い通りにならないから夢があるのだ

その中で思い通りにいかず、心穏やかではないだろう西村氏から『パラベンス!』(おめでとう!)と握手の手を差し伸べて、沢山写真を撮ってもらった。

 

感謝である◎

 

最も大切な事が

一瞬とは言え頭から抜け落ちた自分を恥じた

そして翌日

快晴!

痛快に水面が爆発した!

西村氏!汚名返上!

無事ネットイン!

見事なオイテンタ(80cm)のアスー

盛り盛りのコブ

いや〜羨ましい!

おめでとう!!!

舟にも笑いが戻った◎

釣りのペースはお互い全く合わないが

たまには2人で竿を並べるのも良いものだ◎

次回はアレグリア川の続き

『てるてる坊主とピララーラ』

お楽しみに

チャオチャオ!