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遡る事11年前の20128月。

SNSが普及していく中で、

『アカメは保護されているので釣ってはいけない…』

という事が勘違いだと知った私の足は

たやすく高知へと向いていました。

 

それまでは、琵琶湖のオカッパリでブラックバスを釣る事が日常

この頃はジャイアントベイトの黎明期で、

昼にジャイアントベイトでサーチして

大きなバスのチェイスがあったエリアは

夕方〜朝に大小様々なスイムベイトで釣る。

と言うのが私のスタイルでした

高知でも

全く同じやり方で

昼にサーチ・夜にスイムベイト

慣れないPEラインと太軸フックで…

沢山バラしました

しばらくは1匹も釣り上げられませんでした

惨敗

そんな中で、昼のジャイアントベイトのサーチに

デカい影がついてくる事が度々あり

運良くオープンエリアでヒット!!

しかし…

ファイト中にエラ洗いでバレました

外がかりでした

 

同日

 

また大型アカメが運良くヒット

想像を絶する大型のアカメでした

しかし

またエラ洗い1発でバラしてしまいました

またも外がかりでした

350gのルアーがアカメの口元から外れて飛んでいく姿は、今も脳裏にしっかり焼き付いています

 

当時の私は

『ルアーが大きすぎて、うまく口の中に入らないから外がかりになるのではないか?』

 

『ルアーが重すぎるので、外がかりの際に慣性の法則でバレやすくなるのではないか?』

 

と言う疑念が頭から離れませんでした

レンジや速度、食わせる位置やポーズなど、技術面を棚に上げての考え方で、今となっては恥ずかしい限りですが

上手な方々はしっかり頭から丸飲みにさせていると言うのに

ともかく

しっかりとルアーを口の中に入れて食わせれるようにならなければ、

大きなルアーを使っても同じ事になると考えて

大型ルアーを得意とするMasso77XHより先に

2ozクラスのルアーをしっかりと操れる

Elhorizonte80を煮詰める事になっていったのです

 

ルアーアクション時のラインスラッグをうまく扱う事がキモで、

『伸びるナイロンラインで扱ってきた2ozプラグの感覚』

『伸びないPEラインで扱う2ozプラグの感覚』

 

この差をしっかり埋めれるように

 

バスロッドのように硬くなく

よく曲がり、よく粘り

流れが釣りやすいPE3号に

黄金比34mm径スプールをマッチングさせて

『柔よく剛を制す』をテーマに

Elhorizonte80は誕生しました。

これ以上はパワーを落とせないギリギリ

私の中で最もライトなアカメロッドです。

今となっては、これらの経験が

Masso77の基礎をしっかり固めてくれました。

 

構想11年 

急がばまわれ!

雨降って地固まる

と言ったところでしょうか

思い描いた時よりはるかに良い竿になってくれました!!

Elhorizonte802ozを扱う時と酷似した感覚で

Masso776ozを扱う事が出来ます!

この使用感とレングス・パワーについてのお話しは次回させて頂きます。

宜しくお願い申し上げます!!