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今回の南米への渡航費は9万円だ。

人生に一回だけなどの旅であれば間違い無く、旅行会社を通じてしっかりとした旅程を組み、旅をするだろう。

しかしアマゾンはなかなかそうはいかないのだ。世界最大の流域面積を誇るこの川は想像しているよりもはるかに広大だ。

今から命が尽きるまで毎日釣りをしたとしてもアマゾン水系を全て釣る事は不可能に近い。

結局何度も戻ってくる事になるのだ。

だから何度も行く為に安いチケットを探す事になる。

その水系で何日竿を振ってどれだけの魚と巡り合ったかが、自分の糧となり自分の釣り人生を豊かにすると私は考えている。

できる事なら『熱く』『厚い』釣りがしたいのだ。

最近こんな質問を良く頂くようになった。

「足立さん海外釣行のお金ってどうされているんですか?ツララから出るんですか?」と言うものだ。

お答えします。

私の旅は全て自費です。私物を売り・皆様を診察させて頂いたお金で釣旅に出させてもらっています。

火の車にはなっておりませんが、ジリ貧なのです。

なので出国1ヶ月前になると私は寝る前1時間程パソコンにかじりついてチケットを探しています。

自分の半径数キロは私達しかいないジャングルで、信じ難い爆発音を響かせて捕食していた魚達が頭から離れないのです!

夢の地に帰る為に努力は惜しまない!

 

本題に戻って、今回の航空券が何故こんなに安いのかと言うと

出発が韓国だからです。

旅程を見て貰えば一目瞭然。移動が多く大変面倒くさいです。

当たり前ですが、直行便で乗り継ぎも良く、面倒の無いチケットなど高いに決まっています。

実は韓国を経由せずに成田からフライトだった場合、このチケット代金は9万円から22万円に跳ね上がります。理由は全く分かりませんが

特に年末年始は尚の事高騰します。

1日自分が移動して空港で寝る。と言うミッションで驚く事に13万円も浮いてしまうのだ。

セントレアから韓国のインチョンまではLCC航空で6500円。仁川空港から金浦空港の電車移動に500(4500ウォン)羽田空港から成田空港までリムジンバスで3200円と全て合計しても約1万円。という事は、1日で12万円の仕事をしたと等しい事に。時給に計算すると5000円となります

うむ!我ながらよく探したと思っている。

因みに、仁川国際空港から金浦国際空港までは、電車で1時間程。

このように日本語表記もあり楽勝です。

更に今回はまぁ自分なりの工夫がある。

LCCを使うという事もあり、予め預け荷物を羽田に預けておいたのだ。

羽田空港・成田空港ともにこのようなサービスを行っている。

どの道日本に戻ってくるのだから、LCC航空券の預け荷物×2の追加料金削減・ロストバゲージの危険回避・韓国での移動の楽さを考えてもgoodな案では無いかと思います。

預け荷物を空港に送ってしまうという手もあるが、私のように診察で関東に直接行くのであれば、預ける日程にもよるが宅急便より預ける方が安いのです。

今回私が紹介してしまった事によってチケット代金が上がらないかが心配の種ですが、これから南米を夢見る若き釣り人の為にあえて公開します。

※南米に行く予定の無い人はむやみに検索しないで下さいね!

人から聞いた話によると、検索をかけた人数やチケットの残り枚数などによってコンピュータ内で料金が変動するようですから…

宜しくお願い申し上げます!

という事でようやくサンパウログアルーリョス国際空港に到着です!

 

いつも眺めるこの3Fの喫煙所

南米旅の始まりも終わりもいつもこの場所

むし暑い空気の中で、タバコを吸うと南米に帰ってきたなぁと実感します!

明日はマナウスに移動です!

ではではチャオ!