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Masso60MH

PE4号で1oz前後を扱うジャークロッド』

全長6FT  (181cm)

仕舞寸法 112cm 変則3ピース

レギュラーテーパー

リアグリップ30.0cm

キャストウェイト3/8oz3oz  10g85g

リールはシマノ100番〜300番を想定

開発経緯

ファースト・セカンドプロトタイプは、2024年1月に1ヶ月間・実釣20日南米ネグロ川水系で1日に100匹前後の魚達が釣れる中、約200匹に1匹の割合で混ざる大型の為だけに、少しだけ張りとパワーが欲しいと言う結論に至りました。

サードプロトタイプはワンランクパワーアップしたモデルで、2024年11月に実釣20日テストする中で、予想通り大型ピーコックバスに関して言えばドンピシャリでした◎

①有効レングス140cmと構えの差

ジャークロッドなのに何故5フィート台ではないのか?

私は竿を斜め45°下に構えてアクションする事がほとんどです。

アルミボートでは水面から30cm前後の高さに立つ事になります。

特に海外淡水釣行はほとんどがこのパターンでしょう。

その際に斜め下45°に構えてティップで水面を叩かない長さが140cm前後でした。

ボンバダTERU氏の推奨する、ルアー・ライン・ロッドが一直線となる下段の構えであれば、5フィート前半のロッドはジャーク時に水面を叩きません。

この構えの差が有効レングスに20cm前後の差を生む理由の一つと考えています。

バスボートやオフショア遊漁船などは更に立つ位置が高くなり、6FTでも私的に短く感じる程ですので下段に構えても問題ないでしょう。

 

②リアグリップ30cm

学生時代の愛竿 5フィート8インチのグリップを4インチ(10cm)延長し6フィートとして使用していた事がMasso60MHの開発のスタートでした。

ショートロッドではリアグリップは20cm前後と短い竿が多く、これはシングルハンドキャストを前提としたデザインである為でしょう。

短いリアグリップではテクニカルキャストはし易いのですが、持ち重りも大きく長時間のキャストやジャーキングでは疲労が溜まり易いという欠点もありました。

リアグリップを30cmとする事により、軽い引き手を使って疲れにくい安定したダブルハンドキャストが可能となります。

またグリップエンドを肘にあててリズムをとる事で、軽快で疲れにくいロッドアクションがし易い利点もあります。

シングルハンドのショートロッドと比べてリアグリップは10cm程(4インチ)長いので、有効ブランクレングスは予想より短めでしょう。

当たり前の話ですが、有効ブランクレングスが短い程曲がる部分は短くなります。

短くなった分だけテーパーは急激になります。

ファイト時の余裕は少なくなり、ボート際での急なつっこみにも対応し難くなります。

キャスト時も強く振らなければならなくなります。

それと引き換えに、短い分だけ圧倒的なジャーキングのし易さが手に入ります。

このバランスを大型魚に合わせてルアーアクションとともにバランスをとっていったいった結果が有効レングス140cm、リアグリップ30cmという長さでした。

Masso60MHはリール部に重心がくるセンターバランスです。

長時間のルアーアクション、ダブルハンドキャストでのピン撃ちのし易さなど、総合バランスの良さは特筆すべき点です。

レギュラーテーパーのMHアクションで、14g以上の中型プラグから85gまでのルアーを扱ってのジャークを多用する軽快な釣りが得意です。

私は具体的にネグロ川水系で、28g前後のペンシルを中心に、最小14gのマジックスティック90〜最大70gのダイビングペンシルまでを扱います。

その中でも1oz前後のプラグが最も扱い易いルアーウェイトです。

1/2oz 14gのプラグ

ワンテンやマジックスティック90などが気持ち良く扱える最小ウェイトです。

1.5oz 42g前後のプラグ

ラピード160やトビペンなどが鋭いアクションを出せる最大クラスとなります。

まだ発売されていませんが、ボンバダ社のマグナムアマゾンスプークもドンピシャです。

ピーコックバス特有の30g60gのビッグスイッシャーの釣りは、さらに硬いロッドであれば尚扱い易いですが、十分にキレのあるアクションが出せます。

使用可能最大ウェイトは3oz  85g

2.8ozスライドスイマー175

3ozクラッシュジョーカーが最大クラスとなります。

このクラスのルアーは素早い連続した強いジャークを使用する事は無く、軽いトゥイッチやテーブルターンで使用する為、むしろ扱いやすいです。

タイニークラッシュ・ジョインテッドクローなどの2ozクラスももちろん扱い易く、中近距離でのピン撃ちなども得意なロッドです。

使用可能最小ウェイトは3/8oz  10gのルアーです。

重心移動や後方重心であれば、専用竿には敵いませんが、使用可能です。

また、キャストはできるもののパワー帯がズレて使い難くなるのが1/4oz  7g前後のプラグ達

これらはElhorizonte70.80であれば使用できますが、同じ MHクラスでもブランクが短く曲がる部分が少ないMasso60 MHではおすすめできません。

キャスト不可となるのが4ozクラスのプラグ。

よっこいしょ投げならできますが、オーバーヘッドキャストは不可となります。ティップの硬さも合わないのでおすすめできません。

ターゲットは10kg前後

10kg overのツクナレアスーを夢みて

いざと言う時に安心して振り続けられる相棒である為に

2026年2月の発売予定となります♪

宜しくお願い致します♪