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寒冷地装備

今回の北海道遠征で使用して

調子が良かった装備を紹介させて頂きます!

 

お恥ずかしながら、モデルが悪い!!というクレームは一切お受けいたしませんので悪しからず笑

 

モンベル ネオプレン・パドリングジョン

モンベル ネオプレンパドリングフルジップロングスリーブ

2.5mm圧のネオプレーンスーツで

1つ8000円前後とお安いしオススメです!

 

弱点はXXLにも関わらず、私の108cmの胸囲ではちょっと苦しい…

しかし、モンベルさんのホームページを見ていたらこんなイカしたパーツが!!

 

ネオプレンパドリングフルジップ用エクステンションジッパー

 

即ポチりました笑

これで安心して胸囲の筋肉を増やせますね!

当たり前ですがネオプレーンですので動いて汗をかけばムレますよ👍

 

参考までに私は176cm 胸囲108cm胴囲88cm腰囲102cm大腿周囲60cm股下77cmでXXL足と腕の袖・裾が余ってしまいます…涙

ピッタリのスーツが欲しければそれはオーダーがベストですがこの安さでこの内容はオススメです👌

 

 

マズメ✖️エイムス フローティングサポートベスト

普段はサブロックさんのフローティングベストを愛用させて頂いているのですが、

浮力材=断熱材

がアウターの外にあるのはどうも効率が悪いな…

と思ったのと着膨れしすぎて動きずらいので使わせて頂きました!

 

着膨れも少なく大変暖かいです!

しかし、胸囲が膨らみすぎてネオプレンウェーダーが入らない…

ので小用の際に脱ぐのが面倒でした。

ですので小用に便利な

マズメ フルオープンネオプレンウェーダー

の方が良いと思います。

ネオプレンウェーダーって本当に暖かいですね!!

なぜ今まで使わなかったかと言うと、過去にネオプレーンウェーダーの藪漕ぎで穴が空いてしまった経緯が2回もある為です。

 

極寒の北海道

水温1℃の水中で浸水すると本当に地獄を見ますよ…

 

ですから頑丈な分厚いナイロンウエーダーを使用していました。

それでも2回穴空いてますが涙

今回は米軍の分厚いアウターで保護して使用しました👍

 

しかしこれにも弱点が…

 

普段はあれほど調子の良いフェルトスパイクも、雪上を歩行すると…

 

 

こんな風に凍りつきます。

ロガーブーツもビックリなくらいの底上げぶりです!!

めちゃくちゃ歩きにくいです…


 

砕くとこんなに雪のかたまりが…

 

氷点下での使用は、転倒・滑落の事故を防止する為に、

ラバーに張り替えるか、アイゼンの使用をオススメします!

 

 

雪上が一気に快適になります!!

(それでもフェルト部には多少雪が付きます)

 

脱ぎ履きに注意しないとウェーダーが破れてしまうのと、

そのまま運転できないのは難点ですが、今回の遠征では滑落し…命を助けられました(不覚!!)

 

大河は雪が積もると、どこに何があったか良くわからなくなります。

粘土質の土と氷は大変滑りやすく危険です。

注意していても滑落は起こる可能性があります。

 

 

水温1度の重く速い流れに落ちれば、数分ともたないでしょう…

来季はドライネオプレンスーツの導入も考えています!!

 

 

インナーグローブ

3社の製品を使用しましたが大差ありませんでした!!

しかしあるのとないのでは雲泥の差がありましたので着用をおススメ致します。

 

 

DRTレインカフス

(白川さんのブログより)

 

水の中に突っ込んでもほとんど濡れません。

スバラシイ!!

オススメです👍

 

 

イトウは酸欠に弱い魚ですから蘇生に結構な時間を有します。

この時期は本当に冷たく、蘇生している間に手がかじかんで凍えてしまいます。

しかし冷たいからと言って蘇生をしっかりしないと死んでしまいます…

 

稚内のホームセンターで、長くて分厚い防水手袋ないかなーと探していると…

ありました!!!

流石は北の大地!!!

本州とは全く異なるラインナップです!!

アトム ラバーホープV55cm

このグローブ超絶オススメです!!!

本日の大掃除にも大活躍しております笑

何よりも分厚いラバーでイトウへのダメージも軽減できますし

グローブをつけたまま装着できる指の太いタイプです!!

イトウの歯も大丈夫そうです👍

全く濡れませんし冷たくありません!!

 

前回のブログでラインブレイクしてしまった近藤氏

汚名返上!!!!

流石であります!!

これがあれば存分にイトウを水に入れたまま撮影できます👍

まぁ大まかにはこんなものでしょうか?

 

後は何よりも車ですかね〜

雪道は本当に危険でした。

純正雪エアロ…

EKワゴンの車高では、車のお腹で雪の上を滑っている運転ばかり…

国道でもこのありさまです…

除雪車の後ろを走っておりました。

ポイントに全く近ずけません…

こんな感じで徒歩ばかりです…

まぁ足の筋肉は鍛わるので良いのですが笑

苫小牧港に着いたらバキバキでございました

と言うことで

ジムニーの中古を探しております!!

新型に買い替えなど検討なさって見える方はご連絡頂けましたら幸いです!!

宜しくお願い申し上げます!!

氷点下のガイド径とラインシステムについて

12月の道北での釣りは基本氷点下の釣り

ガイドが凍って釣りにくくなるのは自然なことです。

普段は慣れ親しんだPEセッティングも残念ながら大変使いにくくなってしまいます。

なぜなら、水を吸うPEは大変凍りやすいからです。

(2018年11月末撮影)

無風であれば氷点下-1℃~-3℃前後までは使用出来ない事もないですが、−5℃以下では投げた瞬間に凍ってバックラッシュします…

さらには強風が吹けば0℃でも凍りついて一気に不快な釣りとなってしまいます。

ましてやここは道北。

風の大地

 

風力発電が至る所にあるのもうなずける程、

強風が吹き荒れるのです。

さっきまで晴れていたのに急に爆風が吹いて、一気に吹雪…

なんてお土地柄ですから、最初からモノフィラメントラインにしておく方が無難かと思います。

今回は3本のエルホリゾンテ70に

通常の6mmガイド 7mm    8mm

と計3本に径の違うガイド達をセッティングして様子を見てみました。

 

使っているライン・リールは

 

DRTのナイロン10号40lb   →   レボビースト

 

グランドマックスFX8号 →    タトゥーラHD

 

プロセレ ナノダックス38lb   →   バンタムMGL

 

(グランドマックスFX7号 →   アンタレスDCMD)

の三種類を基本にして使いました。

 

 

モノフィラメントとワイヤーリーダーのセッティングです。

 

愛するDCMDに( )がついているのは…

 

 

 

巻いたはよいものの7号25lbのフロロって

こんなに細かったっけ…

となり…

昔はよくこんな細い糸でやってたな~と…

 

本当にデカいイトウが掛かった時に自信がなかった為、

お休みしてもらいました涙

(巻き変えようスプールを忘れた笑)

 

ギア比は全て統一して一回転68cmです

いや~このモノフィラメントにローギアの琵琶湖の釣りは懐かしいです!

 

ラインにはシリコンスプレー

 

イオスのラインスプレーを使用

 

ガイドにはアイスフリーを使用しております。

 

 

ということで本題ですが、

氷点下テスト時は0℃    ~ −9℃

風速 3  ~ 12m/s

(天気予報)という条件です

 

結果はというと…

 

 

 

 

ガイド径関係なく全て凍ります笑

 

 

 

 

 

 

気温・風速・水質(湧水・塩分濃度など)

に影響を受けるので、平等なテストはできませんが…

 

 

 

『 何投使えるか?? 』

 

 

 

という観点に立つと、

エルホリ80の 5.5mm・エルホリ70の 6mm は

ほぼ1投で凍ります…涙

 

1投ごとに、全てのガイドの氷を手で丁寧に取り除けば次投も使えますが、

そのまま二投目を投げるとリーリングの最中に重くなって凍りつきます。

 

 

 

7mm径ガイドからは3投前後凍りつきません。

 

 

 

8mm径ガイドは10投前後耐えてくれます。

 

 

 

まぁこんなもんですよね笑

 

10mm径ガイドをセッティングしてこようか悩みましたが

エルホリ70のブランクがもうなかったのと、10mm径ガイドは流石に釣り味を損ねる事が容易に予想できた為製作してきませんでしたが…

大変後悔しております涙

 

−10℃以上に冷え込んだり10m/s以上の強風に吹かれたら体験していないので分かりませんが

 

 

 

実用は7mm以上が無難という結果でした。

 

 

 

エルホリ78・83は8mmガイドを搭載していますから正にこの時期にはうってつけではないでしょうか!

スピニングならばエルホリ78Sも大口径ガイドですからナイロン5~8号を使われるならおススメです!

 

またテスト中の一コマ

竿を持ち替えて釣りをしていたのでいつの間にかレベルワインドがボディー側で凍ってしまった図 笑

 

空気中で水が凍ってラインに球状に着いてくる図 笑

 

巻き取っている最中に

氷も一緒に巻き取ってスプールに巻ききれなくなる図 笑

(まだ最後まで巻けていない)

 

ローラークラッチが凍りついてハンドルは逆回転

ドラグも低下

まぁ色々あります笑

 

 

レベルワインド部の氷結といったら、

ダイワさんのTウィングが良いのではないか!?

 

サイドはプラスティックなので冷たくないのではないか!?

 

と思い今回の為に深溝スプールのタトゥーラHDを購入して使ってみました。

レベルワインド部にもアイスフリーを使用すると、事実氷結は大変少なかったです!!

素晴らしいです👍

 

 

しかしながら…

 

ガイドが先に凍ってしまいますので

10mm径以上のガイドでなければ真価は実感できないと思います。

ネオプレーングローブもインナーを付けて使うのでフルメタルのリールでもプラのリールでもさして大差はなかったです。

 

 

最後に

外気温が−1℃前後なので、巻き替えるのも面倒だとそのままPE3号60lbリーダーで釣りをなさった近藤氏!!

手前の氷であっさりラインブレイク!!!涙

 

PEって擦れると弱いですよね…

というか氷って本当に良く切れます…

がっくり肩を落としていらっしゃいました…

 

 

でも釣りは自由!!!!

好きな道具で!!!

好きなセッティングで!!!

楽しく釣れば良いと思います!!!

弘法筆を選ばずでありたいものです!!!

厳寒期のイトウ釣り

 

何故こんな氷点下の寒い時期までわざわざ北海道でイトウ釣りをするのか?

それはSNSやインターネットには出て来ない

バカげたサイズのイトウの写真の背景は殆どが雪だからです。

 

『川が凍る直前』

『川が空いた瞬間』

 

は人生で1匹釣れれば大成功!!

というサイズのイトウが釣り上げられる時期でもあります。

 

先輩のイトウ釣師の皆様から頂いた御助言でもあるのです。

しかしながら遠征と言う立場の為

『今だ!!』

って時にはなかなかタイミングも合わせズラい…

1週間遅れたらこんな状況です…

今年は暖冬で12月半ばまで湿原河川は開いていたが、

早ければ11月末にはシバれて(凍って)しまう。

 

エルニーニョ現象の年は長くまで開いているとか諸説ありますが、

爆弾低気圧が来れば1発でカチコチに凍ってしまうのです。

 

人生に一回で良いから

夢のサイズを釣り上げてみたいものです!!

 

そして厳寒期の釣りで結構大切な事

氷は根掛かるのである!!!

厚さも3.4cm位からは250g位のルアーを投げても割れません…

 

トリプルフックは超高確率でスタックします…

ならばとワームを使ってもしかり…

ショートバイトに対応しよう!

などと欲を出して針先を隠していないと、

シングルフックのワームでもあっさり根掛かるハメになります…

ジャバロン根がかりの図

竿を持ち変え…

氷の際でバイト!

見事にスッポ抜けからの勢い余って氷にフッキング…

2つとも綺麗に根がかりです笑

まぁ…焦ったらこんなもんです涙)

 

 

翌日、最高気温−4℃

夕まずめに同ポイントを訪れると水鳥の足跡が🐾

こりぁダメかな?とも思いましたが、

アポロに氷際ピックアップ寸前にバイト!

乗らず…

もう一回バイト…

なんとかノッてくれました👍

 

しかし、当たり前ですがランディングが問題です…

 

この氷の上にずり上げるか…

叩き割ってランディングスペースを作るか…

の2択です。

 

 

迷わず後者を選択します🔥

 

より確実な方で!

 

足で踏み抜いたり

カカト落としを試みますが手前しか割れません…

 

ムムム!

お主でデキるな!!

 

かくなる上は…

 

ジャンピングニーからの浴びせ倒しです👍

まぁ要するにボディープレスです笑

見事ランディングスペースの確保に成功しました!

 

90cm前後(目測のみ未計測)のイトウさんとご対面です♪

しかし…

濡れた手でカメラを触るというミスを犯してしまい…

 

カメラのレンズ部が凍るという…

 

予測不能のアクシデント

 

何枚撮影してもピントが合いません…

魚も可哀想だし、日も暮れて更に撮影し辛くなってきました…

もう川に帰ってもらおう…

蘇生している間に辺りはすっかり暗くなってしまいました(16時15分頃)

ズブ濡れです…

ふと空を見上げました。

良かった~ボウスじゃなかったな~

なんてちょっとニヤついていると…

 

オカバ君に仰せ使った事を思い出しました…

 

『足立さん!エルホリ70のロゴとイトウの写真欲しいんで宜しくお願いします!』

あぁ…

もう逃がしちゃた…

オカバ君ごめんなさい🙏

北海道遠征vol,2 ドロ沼と120オーバー

道北に到着してから5日間毎日 雨→爆風→雨(時々雷雨)の繰り返しで少し気も滅入っていた。

何が厳しいってベイトが沈んでしまい川の中の様子が全く分からない…

もちろんデカいイトウの姿も見えない…

やみくもにピン撃ちするも結果はチビのみであった…

今日は満月大潮のスーパームーン!

風裏となる小河川との合流で夕マズメを迎えよう!

と意気揚々とポイントへ愛車を走らせる。

 

あ…

コレやっちゃったかも…

連日の雨で柔らかくなった粘土質に見事スタックした…

ハンドルを目一杯切って脱出を試みるが…

さらに埋まった…

腹まで完全にメリ込んでいる…

 

諦めてはいけない!

 

何の為に身体を鍛えてきたんだ!!

 

今この時の為だ!!!!!

 

とばかり筋肉にモノを言わせ押す!!!

が…

 

更にメリ込んだ…

 

押してダメなら引くッッ!!!!

が…

 

更にメリ込んだ…

 

もう手遅れである…

 

なぜ脳の筋肉を使わなかったんだと後悔もしたが…

最後に一応使ってみる。

 

周りを掘ったり…

 

木を入れてみたり…

 

ダンボールを敷いてみたり…

2時間ほど頑張ったがギブアップ…

結局JAF様にウインチで引き上げて頂いた。

神様仏様JAF様である。

 

そんな珍道中をしている時に…

エグいイトウがあがっていた

フライマンO氏による120cmオーバー

 

見事すぎるイトウだ!!!

腹もパンパン!!!

まさに越冬を控え荒ぐ食いした晩秋のイトウだ!!!

肩を落とすとともに、闘志も燃え上がる

O氏は私より大柄な方だ。

それで離れて上から写真を撮影してこの大きさである!!

ぜひ実際の魚を見てみたかった。

 

昨今はルアーにも挑戦なさっているようで…

タックルがまぁ剛竿なこと!

El Horizonte78Sが本当にお似合いである!

私のエルホリ80がライトタックルのようだ笑

色々なお話もお聞かせ頂いた。出会いに感謝である!!!

また北の大地でお会いする日を楽しみにしております!

 

 

そういえば2年前は河口からニシンの群れが入ってきて大チャンスが訪れたのを覚えている。

今年は大潮を過ぎても新しいベイトの群れは入って来ない…

なかなか厳しいものである

とそこに…

今回の遠征で初めてのメーターオーバーが泳いでいるのを発見!!

初回は空振り…

次回に向けてキャスティング・ランディングしやすいよう自分の隠れる場所は残して枝打ちをする。

(一年草なのでご安心を)

日がくれた雨の中での作業で骨が折れたが準備は万全だ!!

糸を変え、針も付け替えてから就寝する。

しかし、何日経っても奴はそこに現れることは無かった…

なかなか現実は厳しい…

1年ぶりの北海道遠征

コロナに阻まれ、春の道北イトウ遠征は行け無かった為1年ぶりとなる北海道

春の調子が良い年は、秋の調子が良い事がほとんどだが、なにせ今年は春も夏も川を見れていない

調子が良いから行く、悪いから行かないという訳ではなく、水辺に立って糸を垂れ

ルアーを水の中に入れる事が何より重要なのだ。

 

関東の診察を終えてから大洗港へ。

携帯の電波も通じないので19時間全くやる事が無い。

なにせ太平洋の荒波は揺れる

前年のフェリーはブログを書こうとして、PCを持ち込んで画面を見ながら見事にゲロゲロダウンしてしまった過去がある

今年はニノ轍はふむまいと

そこに

なんと!!

ホットギミックじゃないか!(脱衣麻雀ゲーム)

学生時代に良く遊んだな〜と懐かしさのあまり画面に手を出してしまった笑

うーんたまらん!!

人生もこんな配牌であって欲しいものである笑

しかしなんと、肝心の脱ぐシーンがカットされているではないか!!

 

時代の流れを感じる

オッサンのささやかな楽しみを取るんじゃないよ!笑

胸の大きそうなキャラクターを選択してしまった自分が恥ずかしくなる…

なんてことをしてくれたんだ!!まったく!!

 

なんとまだ28人も!!

 

うーん…その言葉に弱いんだよな笑

 

気づけば浴場のコインロッカーの為に両替した1000円を使い切り

画面をみて気持ち悪くなり

揺れの為、大浴場は閉鎖

 

コレはあかん

 

あかん流れや

 

もう寝る以外の選択肢が残されていない

気づけば苫小牧港であった。

フェリーの中で使う筈だった金券様ささやかな地域ばら撒きもできず紙くずに

 

すいませんでした反省

札幌の鈴木兄貴のカレーを食し

 


 

 

江丹別のチライさんでコーヒーとカレーを補充し

 

 

 

 

北へ走る💨

 

先週から続く大雨で水位は4060cm増・濁流・ババ濁りである。

 

着いてから数日は風速1015mの爆風雷雨爆風の毎日だ

ベイトの位置も掴めず勿論イトウも目視出来ない

厳しい遠征になりそうだ