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2ndアタックRio Aracá

毎日のように雨が降る

まるで1ヶ月雨季が早まったかのような雨だ 

ネグロ本流も瞬く間に増水し

一気に釣れなくなった

見切ろう!

予定変更して雨の影響が少ないエリアを釣る事にした。

日の出とともにネグロ川本流を去ってバルセロスへ舵を切る。

足早に食料・ガソリン・氷の補給を済ませて

アラカ川のコムニダージ(小さな村)へ急いだ。

到着の前に食料確保のペスカ(釣り)

今日の夕食だ!

こういう場面では、スピンソニック等の小さなバイブレーションは楽で良い。

コムニダージについたのは夕暮れ

実に3年ぶりだ。

タカシはコロナでやられたのかと思ったぞ!

ブラジル流のジョークで歓迎して頂いた

久しぶりの再会に話が弾む!

私がネグロ本流でセコセコしている間に

本日4隻の大型釣船が通ったって話だ。

そしてその前1週間は舟は通っていないとの事

この情報はデカい

デメニ川を釣る予定だったが、更に予定変更!

向こうは鈍足・此方は俊足。

全て一気にゴボウ抜きで先回りして

釣られる前に釣る作戦だ。

その後ゆっくりデメニを釣れば良い。

 

3年前に彼の膝を施術した事を

今でも感謝してくれている。

本当にありがたい

ボン!ペスカリーア!(良い釣りを!)

グランジ・アスー!(デカいピーコックバス)

翌日は早朝から舟をカッ飛ばす!

目指すは上流だ

1stアタックRioNegro

バルセロスの近くで釣れているなら

ガソリンを大量に使って遠くまで行く必要がないので

先ずは3日間近場の釣りで様子見です

 

私が到着する1週間前から降り始めた雨のせいで

状況は著しく悪く👎

長期の時間が許すのであれば、この状況は『動かず待ち』が正解なんでしょう

色々なピロテーロ達の意見は同じ

待て!来週にはマシになる

との判断だ

しかし

3度に渡るアップデートを繰り返し

早く曲げてくれ!と言わんばかりの相棒達

竿を振れる日程は全て釣りがしたいという

私の性格からは、全く無理な話だ。

2、3時間ボートを走らせてラーゴに到着

アカシブランドさんのペンシル・Masso62にて

ボンバダアグア・ペンシル・Masso62にて

魚はボチボチ釣れる

1日15匹位だろうか

 

昼飯

ピッケーノ(小さい魚)が溜まっている場所にて

ジャンピンミノー・Masso62にて

Tuned K-TEN  TKP115YMasso60にて

いやぁアスゥー!久しぶり!

父のサミー・Masso60にて

親父もアマゾンに連れてこれて良かった!

天国でも楽しく釣りしてるかな?

アカシブランド ペンシル・Masso60にて

タライーラが連発!

とても良い餌が釣れたので

夕方はピライーバでMasso66を曲げるべく

ブッコミ釣り🎣

Masso66はブッコミ釣り用の竿では無くルアーロッドなのですが、あくまでファイト感や強度テストの為に👍

不発

やるせないですね〜

オスカーと川イルカ

アマゾン川でボット(川イルカ)は命の象徴

尊い存在だ

しかしながらだ

急な増水をしたとはいえ

余りにも多すぎる

魚達はビビッてしまって障害物に隠れて出てこない

マジックスティック90Masso62にて

運良く釣れたオスカー君

これはしっかり横置き写真が撮りたいなぁと思った矢先

暴れまくってオートリリース

と川イルカが猛ダッシュ!

あえなく捕食されました

賢いイルカは釣れた音を聴くと

ボートの近くに隠れていて、

リリースされる魚を狙っているのです。

きっとキャッチアンドリリースのアルミボートと

漁師の木舟も見分けている事でしょうね!

イルカ賢いですね〜

次からは森の中まで行ってリリースせねばですね

Folclórico do peixe ornamental de Barcelos

熱帯魚と釣りの街バルセロス

毎年1月末の日曜日はお祭りなのだ。

実は私も実際に見るのは初めてで

過去にはその準備の盛り上がり様から

一度は見てみたいなと

この日曜日に間に合うように

日本からの日程を組んだのです。

 

カーディナル(カーディナルテトラ)チームと

アカラジスコ(ディスカス)チームの

現地熱帯魚を代表する2魚種チームに分かれての祭典。

 

街全体が陽気なお祭りムード!

本日まで乗ってきた定期船でも、どっちのチーム?

と聞かれる場面が何度もあった程で

大勢がそれぞれのTシャツを着て盛り上がる!

ふと、自分の高校時代の学園祭を思い出した。

若人たちが歌い・踊り

全力でお祭りを盛り上げる姿を

大人達がバックアップする様は、

見ていて実に心地良い。

警察が両チームの間に入って警備する程の盛り上がり

歓喜

今年はアカラジスコチームが勝利

お祭りで上流に暮らしている人達も大集合していた!

ヘッジネル氏

3年前にも大変お世話になった

腕利きの愛妻家ペスカドールだ

ジェットリオ氏の類希な友人の多さと操船。

ヘッジネル氏の漁師としての経験値。

良い所どりのタッグチームが再結成⤴️

 

4日後に3人でデメニ川へ昇る約束をして会場を後にした。

それにしても水位が高い。

本来であれば、このお祭りはビーチで行われる筈だったのだ

あまりの水位の多さにプライアー(ビーチ)が水没してしまい

泣く泣く街の中央が会場となってしまった訳である

この写真を見れば、一度でも来た事がある方ならお分かり頂けるだろう

 

ナダ・プライアー…(砂浜が無い…)

 

明日の早朝より3日間は、ネグロ川本流と繋がるラーゴを釣ってみる

もし近場の状況が良いのであれば、わざわざ遠出する必要は無いからだ。

ホテルに戻って1stアタックの準備だ

深夜でも会場は大盛り上がり!

バンバン花火が上がっている!

色々な意味で寝れない

明日が待ち遠しい

喜怒哀楽の船旅

初めてネグロ川を昇るなら、

先ずはアマゾンの情緒を味わいながらの船旅を強くオススメします

ゆっくり流れる贅沢な時間の中を

ハンモックに揺られながら

憧れ続けたブラックウォーターとジャングルを眺め

美しい朝焼けと夕焼けに感動して

ポルトガル語で一生懸命コミュニケーションをとろうにも上手くいかないけれど

親切に助けてくれるブラジル人の温かい心に触れる事が出来ます

見栄や奢りなどがいかに馬鹿らしい事か

本当にアマゾンに来てよかった

心が洗われる事でしょう

事実私も感動の涙を流した鮮明な記憶があります

 

で!

す!

が!!

慣れてしまってからというもの

次回からはもうご遠慮したいものであります

30時間という時はあまりに長く

火・金は出船が確定しているのですが

その他の曜日はランダム未定です

きっと乗客数もさることながら

ガソリン等の荷物の運搬も関わっているのでしょう

通常船=ダルい…(30時間ヒマ)

高速船=辛い…(12時間だが狭い)

となってきます

日本からの飛行機の日程もこれによってかなり左右されます

早くインターネットで飛行機予約が取れる様にならないかなぁ

そう言った意味では旅行会社のツアーはグループで飛行機をしっかり抑えているので時間的な価値が十分あると思います。

そういえば

3年前には同じ船で食中毒のクリティカルヒットも頂きました笑

(昔の記事はこちら)↓

食中毒!!黒い三連星⭐️

ジェットリオ氏と久しぶりの再会で話が弾む中

彼はトイレに行く度に、

コッコ・マサル💩ムイトプロブレーマ!

(コ・マサル💩大問題!)

3年前の懐かしいギャグを連発しておりました笑

(昔の記事はこちら)↓

コッコ中屋氏!御乱心!!!

今回の船旅はと言うと

ジェットリオの家族と港待ち合わせ。

お土産を渡して記念撮影!

滑り込みギリギリ乗船

マナウスのSão Raimundo(サァオライムンド)港を

1/27金曜日、正午12:00出発

早速、順調に高速船に抜かれていきます

本来ならコレに乗る筈だったのですが

予約満員だったみたいですので無念の鈍行です

順調にのろのろ運転でネグロ川を昇っていきます!

出発から4時間後

ん!?

ついに

エンジンが止まりやがりました💢

しかし舟の乗客は誰も怒ったり、落ち込んだりする様子は見受けられません!

楽しそうに音楽を流して

セルビージャ(ビール)で乾杯しております🍻

これがブラジル🇧🇷

止まった舟の方向転換は

モータボート直でゴリ押し

舟はベコベコ

これがブラジル🇧🇷

まぁこんなのは序の口です笑

TERU氏は座礁して乗客全員ズブ濡れで押した事もあるそうですよ笑

いろいろとパンチ効いてますね♪

6時間後に修理が終わり

真夜中に船は黒煙をゴボゴボ吐きながら

いささかペースダウンして走り出しました

翌日

日も傾いて来て

本来ならこの辺で約30時間

もうそろそろバルセロスかぁ!

と言う時間帯なんですが

エンジン一回止まってるのでまだまだですね〜

ゴォウゥンッ!プスッ!!

はァ!??

また

エンジンが止まりやがりました💢

このヤロウ💢

流石にこの遅れは痛いですね〜涙

下流のマナウス方向にガッツリ流されてます

舟の向きは真横

ただでさえ遅い舟が更に時間巻き戻しです

流されたまま夕食

これがブラジル🇧🇷

2回目の夕食

チキン・(牛肉の煮込み)・豆スープ・ファリーニャ

(ちょっぴり野菜添え)

の筈でしたが

目の前の豊満なおばさまが、容赦なく

牛肉と野菜を根こそぎかっさらってイかれました💢

なんなら昼とメニュー変わって無いですけどね💢

そんな事があっても

セニョーラ(貴婦人)に対して

コノヤロー!💢

なんて決して口に出したりしてはいけません

心の貧しい人だと思われてしまいます笑

数時間後

また真夜中に船は黒煙をゴボゴボ吐きながら

更にペースダウンして走り出しましたとさ。

結局

着いたのは翌々日の正午の12

48時間もかけて

ようやくバルセロスです💢

そういえばこの船旅で

マスク・手洗い・うがい

1人も見ませんでしたね

さすがブラジル🇧🇷